2017年1月15日 (日)

鳥取 旧鳥取高等農林学校本館

一昨年の夏になりますが、鳥取に行ったときの建物調査の報告をさせていただきます。
智頭の町並みの後、鳥取市内にある建物を見に行ってきました。
まずは、旧鳥取高等農林学校本館に

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鳥取駅の南東、産業道路沿いの工場跡地の一角にポツンと建っていました。

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木造2階建、横羽目板張り、ルネサンス風の玄関部分のみが残されています。
工場の移転に伴い解体される予定でしたが、保存運動の結果、耐震改修して残されることになったそうです。

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この時は、その工事中だったのか、内部を見ることはできませんでしたが

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広い敷地に建つ孤高の姿に威厳を感じましたね。

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現在では、外壁が白い色に塗り替えられているとのことですので、暖かくなってから再訪したいと思います。

2017年1月14日 (土)

今年の初調査は伊豆

この前の連休、今年初となる建物調査のため伊豆に行ってきました。
昨年に続いての初湯がてらの伊豆詣ででしたが、速報がてら建物や史跡などを少し紹介させていただきます。

まずは伊豆長岡温泉近くにある韮山反射炉に、世界遺産に登録され多くの観光客でにぎわっていました。

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そこから温泉巡りをしながら下田まで、↓日本キリスト教団下田教会の建物は古いものではないようでしたが

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日米和親条約締結の後、ペリーが下田条約の交渉のため訪れた了仙寺までの平滑川沿いの道路はペリーロードと呼ばれ、古い建物が残されています。

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大正初期に建築された↓旧澤村邸などのなまこ壁や伊豆石造の建物がいい味出していました。

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次は西伊豆松崎町にある岩科学校(明治13年建築、国重要文化財)

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三条実美の揮毫によるう扁額と名工入江長八が彫った龍が飾られています。

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内部の見学は有料で、明治時代の小学校の授業が再現されていました。

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途中、生憎の雨に遭い、ゆっくり温泉に浸かれなかったのが残念でしたが、東伊豆には景色のいい露天風呂が多いので、また日を改めて行ってみたいと思います。

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2017年1月 5日 (木)

青森 木造の町並み

一昨年7月に行った青森県木造(きづくり)町、津軽富士とも呼ばれる岩木山の北麓にあります。

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市町村合併によりつがる市になりましたが、その中心部にあるJR五能線の駅は木造の名を残しています。

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有名な遮光器型土偶が発掘された亀ケ岡遺跡があるため、駅舎にはドでかい土偶が鎮座していました。

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その駅前の通りには多くの魅力的な建物があります。

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なかなかいい味出しています。

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鉄筋コンクリート造か石造かと思いましたが・・・

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外壁上部をパラペット状に立ち上げた木造の建物のようです。

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少し進むと大きな木造の建物がありました。

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2階の窓下の装飾がお洒落で、軒先には半鐘がぶら下がっています。

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玄関の一角のタバコ売り場や「ニッポンビール」などのホーローの看板に引き付けられてしまいました。

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さらには、国の登録有形文化財に指定されている旧高谷銀行本店(大正初期建築)

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現在も企業の事務所か倉庫として利用されている現役の建物

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玄関上部や

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2階の窓の装飾などが見事です。

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ドーマーのような塔屋などもよく見ると木製、地名のとおり木造の建物でした。

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この他にも素晴らしい建物がありましたが、木造(きづくり)と木造(もくぞう)が紛らわしいので、これぐらいで止めておきます。

2017年1月 1日 (日)

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

今年も頑張りますので、よろしくお願いいたします。

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2016年12月31日 (土)

28 今年訪れた建物 2

今年訪れた建物を振り返る第2弾
8月に行った彦根市では、ヴォーリズ設計の民家がいい味を出していました。

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福島では高湯温泉玉子湯の茅葺の湯小屋が素晴らしかったですね。

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9月は近江今津のヴォーリズ通りに行き、↓旧今津郵便局(昭和9年(1934年)建築)やヴォーリズ資料館、今津基督教会館のほか、古い民家も残っており楽しめましたね。

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さらに、ずっと行ってみたかった広島県の鞆の浦を初めて訪問、古い趣のある建物が見事でした。

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そして、今年で最後となる矯正展が行われた奈良少年刑務所(明治41年(1908年)建築)へ
3月末で廃止され、ホテルとして再生されるそうです。

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SWには北海道へ、伊達市にある開拓記念館庭園の↓迎賓館(明治25年(1892年)建築)や北海道最古の農家住宅、旧三戸部家住宅などに感心し

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10月には神戸の相楽園にある船屋形(17世紀末ごろ建造)を間近で見学させていただき

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四国の徳島では東祖谷村の天空の村、落合集落を堪能

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11月には神戸市にある、乾汽船創業者が昭和11年(1936年)に建築し、映画のロケなどでも利用されている旧乾邸の特別観覧に参加

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さらに、青森県弘前市の旧市立図書館(明治39年(1906年)建築)や

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その帰りに立ち寄った東京の旧京成電鉄上野公園駅舎(昭和6年(1931年)建築)に満足させていただきました。

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12月には大阪池田市へ行き、旧加島銀行池田支店(大正7年(1918年)建築)などを拝見

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福岡県では大川市の↓清力美術館(明治41年(1908年)建築)や周辺の洋館、石炭産業の施設を感慨深く見学させていただきました。

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ブログでの報告は昨年夏頃のものまでしかできていませんが、撮り溜めた写真はこれから少しづつ紹介させていただきますので、気長にお待ちいただきますようお願いします。

この一年間、ご愛読いただきましてありがとうございました。

2016年12月30日 (金)

28 今年の年末

例年、年末は18きっぷを使って各地を走り回っているのですが、今年は腰痛に悩まされるとともに夏場にケガをした右ヒザが寒さもあって痛み出したことから、旅行は止めて近くで過ごすことにしました。

昨日は呑み納めと思い、神戸の立ち飲み屋に行ってきましたが、企業の仕事納めに合わせて休んでいるところが多く、2か所だけしか行けず、家で飲み直すことになってしまいました。

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そんな中でたまたま立ち寄ったうどん屋さん、昨日を持って閉店するということで、今年も年末の寂しさを感じることになってしまいました。

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今日は、年内で漁期が終わる親ガニを求めて鳥取まで行ってきました。
積雪や道路の凍結などが心配でしたが、大丈夫でした。

まずは岩井温泉で浸かり納めをして

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家に帰ってから、買い求めた親ガニ2杯で、酒も2杯いただいてしまいました。

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何はともあれ、穏やかな年末を過ごし新年を迎えることができそうですね。

2016年12月29日 (木)

28 今年訪れた建物 1

私が建物や町並みに興味をもったのは、もう一つの趣味である温泉の調査のため全国各地に行っているうち、温泉地の美しい町並みや建物に心が惹かれるようになり、今では旅行の目的が温泉に浸かることなのか建物・町並みを見ることなのかわからなくなってきました。

日本各地にはまだまだ多くの素晴らしい建物が残されていますが、老朽化により壊されていったり、違う姿に変えられていくことが多い中、できる限り多くの建物をこの目で見たいと考え、日夜努力をしています。

ということで、このブログでの紹介は滞っていますが、今年のまとめとして訪れた建物を振り返ってみたいと思います。

まず1月は京都から始まり、東華菜館(大正15年建築)などの市内の建物を楽しみ

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伊豆の温泉調査時に見た伊東市の東海館(昭和3年建築)などの木造旅館が素晴らしかったですね。

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2月は姫路の町中にある個性的な建物に感激した後

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福岡の直方市に残る江浦医院(明治34年建築)などの洋館を見て、石炭産業により栄えた時代の片鱗に触れることができました。

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3月は岸和田市の建物めぐり(写真は西田クリニック、大正5年建築)

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4月は和歌山市、滋野医院の隣に建つ私邸、アールデコ調のスッキリした建物がおしゃれでした。

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GWは東北方面の温泉調査、山形、岩手などの近代建築も素晴らしかったのですが、山形の奥羽自慢醸造の茅葺の建物に心が惹かれました。

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近場では京都の同志社大学の今出川キャンパスに多く残るレンガ造りの建物を拝見

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6月には三田市の田園地帯にひっそりと佇む秋景楼奥野家住宅(明治18年建築)に

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7月は三重県の伊賀上野に行き、上野高校明治校舎(明治33年建築)などが厳しい暑さを癒してくれましたね。

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さらに栃木県さくら市の旧喜連川警察署(大正15年建築)や

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兵庫県福崎町の旧辻川郵便局(大正11年建築)・・・満足です。

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8月以降に訪れた建物は次の記事で振り返ります。

2016年12月21日 (水)

H28 今年飲んだ酒 2

今年飲んだ日本酒、下半期版です。
愛媛県西条市成瀧酒造の賀儀屋無濾過純米、愛媛産の松山三井とひのひかりを醸した酒ですが、これまで飲んできた酒に比べると少し軽めに感じました。

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次は、試飲会の残りをもらってきた長野県伊那市宮島酒造の信濃錦
ラベルには美山錦を協会11号酵母で醸して、アミノ酸の旨味をベースにした大辛口と書かれていますが、芳醇な酒を好んでいる私には、やはり旨味が弱く感じられます。

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ということで、奈良萬のひやおろしで口直し

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次に頂き物の、北海道栗山町小林酒造の北の錦、スッキリした酒もたまにはいいものですね。

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さらに滋賀県長浜市冨田酒造の七本槍純米(酒米:玉栄)、芳醇でうまいですね。

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新潟県新潟市村裕酒造の村裕純米本生は、あっさりしており、やや物足りませんでした。

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鳥取県にカニを食べに行ったときに買ったのが鳥取市山根酒造の日置桜の強力純米吟醸、復活した酒米、強力の酒ですが、日置桜らしくふくよかでまろやかな味に仕上がっていましたね。

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そして、今飲んでいるのが富山県富山市富美菊酒造の羽根屋純吟煌火生原酒
旨味満載で美味しゅうございます。

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そしてふるさと納税でいただいた福島県いわき市四家酒造の又兵衛吟醸と純米いわき郷

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吟醸はどっしりとした深みのある旨口、甘さはあまり感じられず満足しています。

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純米はこれからのお楽しみ、新年はこの2種類で迎えることになりそうです。

2016年12月19日 (月)

H28 今年飲んだ酒 1

明石市内のおいしい酒を扱っている酒屋さんを見つけてからは家で飲むことが多くなり、ブログで酒や飲み会の話題を紹介することが少なくなっています。

酒関係の記事を楽しみにされている方へのサービスの意味もあって、家で飲んだ日本酒を紹介しながら今年を振り返らせていただきます。

昨年から飲んでいた日本酒が切れて、最初に飲んだのがこちら七田の純米生無濾過(雄町100%)
佐賀県小城市の天山酒造の濃厚な酒で、雄町の旨さが充分引き出されていました。

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秋田県横手市阿桜酒造の阿櫻の特別純米荒走り、芳醇な味わいがたまりません。

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福島県喜多方市夢心酒造の奈良萬純米酒、スッキリした中にしっかりとした旨味が感じられ満足させてくれます。

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最近注目を浴びている和歌山県海南市平和酒造の紀土・あがらの田で育てた山田錦低精米80%
協会7号酵母を使用しているとは思えないほどガツンとくる重みのある旨味に参ってしまいました。

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この辺りで少し変化を求めて、量販店で購入したのが新潟県佐渡市尾畑酒造の真野鶴
旨味のある酒に喉が慣れてしまったためか、スッキリした味に不満が残りました。

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ということで、次に選んだのが佐賀の七田、やっぱりこれぐらいどっしりとした味のものに惹かれますね。

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長野県諏訪市宮坂醸造の真澄純米生酒、スッキリとして好きな酒蔵でしたが、自分の好みが変わってしまったのか、ちょっとあっさりしすぎていて物足りませんでした。

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長くなりますので、下半期分は次の記事で紹介させていただきます。

2016年12月16日 (金)

鳥取 智頭の町並み 5

鳥取県智頭の町並みの紹介もこれが最後となります。
旧塩屋出店から米原家住宅方面へ向かう道路、いい感じですね。

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向かいには古民家を改造したCafeもあり、観光に力を入れていることがうかがえます。

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その道路から因幡街道に並行する道に曲がると、もう1か所の洋風の建物である中町公民館があります。(国登録有形文化財)

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木造2階建て、寄棟造・桟瓦葺の建物は

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下見板張りと上げ下げ窓の残る現役の公民館です。
文化遺産オンラインによると、以前は鉄板張りだったようですが、元の形に戻されたのでしょう。

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当初は個人病院として建てられましたが

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大正11年(1922年)からは幼稚園として利用されていたそうですから

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建築年次は不明ですが、少なくともそれ以前には建てられていた訳です。

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これまでの住民の皆さんの努力があって残されてきているのだと思いますが、智頭宿の一角の狭い範囲の中にこれだけ多くの登録有形文化財があるのは素晴らしいことだと思いますね。

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