2017年12月 9日 (土)

加古川市立加古川図書館

2年前の秋のことですが、加古川市にある市立加古川図書館に行ってきました。
以前にも少し紹介しましたが、今回は内部を含めて見てきましたので報告させていただきます。

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昭和10年(1935年)に旧加古川町公会堂として建築された鉄筋コンクリート造3階建の建物で

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昭和46年(1971年)から図書館として利用されています。

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シンボリックな正面とは異なり、側面や

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裏面は装飾などの少ない簡素なものとなっていますが、円窓やアーチ窓などが特徴的です。

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玄関上部の庇やアーチ状のステンドグラス周辺は凝った造りになっており

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1階部分のスクラッチタイル貼りやアーチ上部の意匠が美しいですね。

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内部に入るとスクラッチタイルの腰壁と、柱上部のデザインが存在感を主張しています。

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ロビーの両脇には2階へ上がる階段があり

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御影石の手すりがキレイです。

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玄関上部のステンドグラスは、2階閲覧室の明り採りになっていますが、外から見るほどには目立たないものでしたね。

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2017年10月22日 (日)

大阪 生駒ビルヂングほか

久しぶりの更新となります。
大阪の建物の続きですが、北浜界隈にも行ってきました。
大阪高麗橋野村ビルディングは昭和2年(1927年)に建築された鉄骨鉄筋コンクリート造り、地上5階建てだったのですが、戦後に6、7階を増築したそうです。

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新井ビルは大正11年(1922年)に銀行として建てられたもの(国登録有形文化財)
現在は事務所や店舗などのテナントビルとして使われていますが、重厚な雰囲気がたまりませんね。

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そして一際目立つのが、こちらの生駒ビルヂング(国登録有形文化財)

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昭和5年(1930年)に竣工、時計塔があることでわかるように生駒時計店の店舗として建てられました。

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スクラッチタイルと窓の装飾が良く目立ち、テナントビルとして現役の建物です。

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アールデコ調の伏見ビルは、大正12年(1923年)にホテルとして建てられたもの

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明治45年(1911年)建築の北浜レトロビルヂング(国登録有形文化財)は、紅茶専門店として現在も利用されています。

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そんな界隈の一画に、江戸時代の蘭学者緒方洪庵が開いた私塾、適塾の建物(国重要文化財)がひっそりと佇んでいました。

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現在では金融商品取引所となっている大阪取引所(旧大阪証券取引所)ビルの前には五代友厚の銅像があり

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大阪取引所の建物の向かいには大正4年(1915年)竣工の難波橋があり、吽形のライオン石像が睨みを効かせていました。(北側には阿形の石像があるそうです。)

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2017年9月10日 (日)

大阪 オペラドメーヌ高麗橋ほか

日本基督教団浪速教会に隣接して建つ赤レンガの建物は、旧大阪教育生命保険(明治45年(1912年)建築)

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赤レンガと御影石の組み合わせから想像できるように、設計は辰野金吾とのこと

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建物の端には煙突らしきものがあり

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それほど華美ではありませんが、所々に装飾が施されており、現在はオペラドメーヌ高麗橋という結婚式場として利用されています。

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そこから少し移動すると、1,2階のファサードだけ旧の建物が保存されたビルがありました。

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グランサンクタス淀屋橋というマンションですが、元は大阪農工銀行(大正7年(1918年)建築)として建てられたものを活用しているそうです。

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2017年8月19日 (土)

大阪 日本基督教団浪速教会

続きまして、日本基督教団浪速教会にも立ち寄りました。

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ヴォーリズの設計指導により昭和5年(1930年)に建てられたプロテスタント系の教会

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大きな尖頭アーチ窓の並ぶ外観が非常に特徴的です。

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それほど大きなものではありませんが、実際に設計・施工した竹中工務店の意向も反映されているのか、角やアーチ窓の間に配された尖塔などにより存在感を高めていましたね。

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2017年8月12日 (土)

大阪 芝川ビル

御堂筋の東側に移動し、芝川ビルを見てきました。

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昭和2年(1927年)に竣工した鉄筋コンクリート造り4階建ての建物は、家政学園として利用された後

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現在はテナントビルとして利用されており

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下部は竜山石、上部は一部スクラッチタイル貼りとなっており、3階軒部はスパニッシュ瓦で葺かれています。

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2階の窓台に当たる場所に施された装飾が少し崩れかけているのが惜しいですね。

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古代マヤ・インカ風の細部装飾を採り入れていますが、基本的にはアールデコ調

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中に入りまして、小さなロビー部や

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竣工時の銘板やその周辺部がマヤ・インカ風の装飾になっていました。

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階段の造りはシンプルなものですが

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親柱や手摺のデザインは凝ったものになっていましたね。

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通用口は歴史を感じさせてくれるもの

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4階部分にはテラスがあり、結婚式やパーティーなどに利用されているようですが、この日は見ることができず、次回の宿題とさせていただきます。

2017年8月 8日 (火)

大阪 今橋ビルヂング

大阪倶楽部の近くにあり、現在はイタリアンレストランとして営業されている今橋ビルヂング

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大正14年(1925年)に旧大阪市中央消防署今橋出張所として建築された、鉄筋コンクリート造り3階建ての建物で、内部も見学することができました。

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1階はもと消防車庫、2階と3階の窓はチューダーアーチ形で枠どられ、2階にバルコニーがあって、小さいながらも美しい造りになっています。

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現役の店舗のため、内部の写真撮影は遠慮しましたが、なかなか素晴らしい建物でしたね。

2017年8月 4日 (金)

大阪 大阪倶楽部

中之島の後は、淀屋橋から西に向かったところにある、大阪倶楽部(国指定重要文化財)を見てきました。

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大正13年(1924年)の建築で、一見レンガ造りのように見えますが、鉄筋コンクリート造り4階建ての南欧風の意匠を基調にした建物

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大阪財界人の社交クラブとして現在も利用されており、

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細部の意匠にはインドやイスラムなどの影響が感じられます。

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アーチの装飾やポールの彫刻などがエスニックな雰囲気ですね。

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玄関上部の窓の周囲のデザインも凝っています。

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西面の造作も素晴らしく

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飽くことがありません。

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こちらの面には、窓台の大きな窓があり、随所に手が込んだ装飾が施されていました。

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建物周辺には石柱跡のようなものもあり、何か意味ありげです。

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今回は外観だけでしたが、内部も時折公開しているとのことですので、機会があればぜひ見てみたいですね。

2017年7月30日 (日)

大阪 中之島公会堂 2

中之島公会堂の内部、会議室は利用中とのことで見ることはできませんでしたが、廊下や階段がいい雰囲気でしたので紹介させていただきます。

小さなロビーの壁際には休憩用の折り畳みイスが備え付けられており

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その奥にある石造りの階段は、腰壁は大理石貼り、手すり子のデザインも見事でした。

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地下の構造体は補強されていますが、元のレンガも一部残されています。

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その他にも、暖房用の煙道が保存されていたり

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補強材と並んで残る装飾や

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当時の姿のままと思われるドアも残されています。

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階段も味のあるもので

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途中には特徴的な円形の明り採り窓があります。

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吹き抜けを下からみたところ

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今回はこれぐらいしか見ることができませんでしたが、次の機会には会議室などをじっくり見てみたいと思いましたね。

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2017年7月26日 (水)

大阪 中之島公会堂 1

大阪の建物の続きです。中之島図書館の東側には中之島公会堂があります。

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正式名称は「大阪市中央公会堂」というそうですが、中之島公会堂の方がピッタリくる感じですね。
大正7年(1918年)に完成した鉄骨煉瓦造り地上3階、地下1階建て、ネオ・ルネッサンス様式を基調とした豪壮な建物で、国の重要文化財に指定されています。

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正面上部のアーチやオーダー、両脇の塔屋根などが特徴的、コンペの当選作を基に辰野金吾らが設計したものだそうです。

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正面アーチの上部には像が2体置かれていますが、正面からでは頭の部分だけしか写せなかったんで、↑の写真を参考にしてください。

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南面、窓周辺の意匠も見事なものです。

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入口の庇の装飾も楽しめます。

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柱頭はイオニア式を基調にしたものですが、凝った造りになっていました。

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2017年7月22日 (土)

神戸 帆船フェスティバル

神戸港は今年で開港150年を迎えることから、いろんな記念事業が行われていますが、7/15~8/6までは「海フェスタ神戸」というイベントが開催されています。

先週の3連休には、国内外の帆船が一度に8隻が集結する「神戸帆船フェスティバル」がありましたので、厳しい暑さの中ですが見に行ってきました。

ハーバーランドのモザイクから順番に巡っていきます。

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まずは、中突堤に停泊している咸臨丸

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かもめりあには、ちょっと小さめのAmiがあります。

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メリケンパークでは、ステージでのコンサートや屋台が並ぶ「みなとまつり」が行われていましたが、暑かったので先を急ぐことにしました。
震災で壊れたメリケン波止場からも、新港第1突堤に停泊している帆船が見えます。

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そちらに移動すると、「みらいへ」と「海王丸」の2隻の帆船が並んでいます。
この辺りがメイン会場で、多くの人が集まっていましたが、皆さん暑さも気にせず頑張ってはりました。

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隣の新港第2突堤には、ロシアのパラダと

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韓国のコリアナが停泊しています。

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16日(日)には、停泊したまま帆を張るセイルドイルが行われ、帆船は帆を張っている姿が美しいので、多くの皆さんが写真を撮ってはりました。
パラダはこんな感じ

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みらいへと海王丸

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メリケンパークに戻り、みらいへと

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海王丸の姿もみてきましたが、なかなか壮観
このほかにも、青雲丸などの練習船も一般公開されており、酷暑の中よく歩きましたが、見応えたっぷりで満足させていただきました。

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この土日も、「しんかい」などの潜水調査船や観測船なども一般公開されているそうですから、ご興味のある方は、暑いですが行ってみてください。

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