兵庫 篠山の町並み
一昨年の8月、柏原の後、篠山中心部の町並みを見に行ってきました。
篠山は、丹波の国、山陰、山陽と京都結ぶ交通の要衝にあり栄えたところ
古い町並みの中心部に、篠山市立歴史博物館があります。
こちらの建物は、明治24年(1891年)に建築された、現存する木造裁判所としては日本最古の篠山裁判所として利用されていたものとのこと。
観光客で賑わう商店街が近くにあります。
丹波篠山は黒大豆、イノシシ料理などが有名で
ぼたん鍋店には、大きなイノシシの看板がありました。
商店街から篠山城に向かう途中にあるのが大正ロマン館
大正12年(1923年)に建築され、平成4年まで篠山町役場として利用された建物を改装し、レストラン、篠山の物産販売などを行う観光拠点施設となりました。
篠山は城下町でもあり、慶長14年(1609年)に松平家の城が築かれ、その後青山家が藩主となりました。
天守閣は築かれませんでしたが、京都二条城の二の丸御殿に次ぐ大きさの大書院が造られ、その後焼失しました。
平成12年(2000年)に再建された建物は、木造平屋建て杮葺き、床面積は739.33㎡、棟高12.88mとなっています。
町中に戻りまして、鳳鳴酒造の酒蔵「ほろ酔い城下蔵」を見学
寛政9年(1797年)建築の木造2階建ての建物は、国の登録有形文化財になっており、洗米場や釜場、酒造りの道具などが展示されており、無料で自由に見学することができます。
こちらの銘柄の酒「鳳鳴」も直売され試飲もできるのですが、自動車で来ているため、味見をすることができなかったのが残念でしたね。
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